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プリンで繋がる人たちの輪Producer interview

織井 常和 さん

伊那市 ときわの命水 織井 常和 さん

アルプスの麓に湧く奇跡の名水

まず、ときわの命水のことをお伺いしてもいいですか?

2004年頃に「昔のように井戸水が飲みたいなあ」と自宅の飲料水として使う為に深さ100メートルの井戸を掘りました。そしたら深井戸の水があまりにおいしかったから、ご近所のみなさんにも自由に飲んでいただいていたんです。
そしたら思いがけない評判が広まってねぇ。

何かいい成分でも含まれているのかなと4つの大学の教授と専門機関に調査・分析をお願いしたんですよ。
そしたら、体に優しい作用があるらしいと。
それなら商品にして多くの人に飲んでもらおうと考えたんです。


実際にお水にどのような成分が含まれていたんですか?

名古屋市立大学大学院の医学研究科で調べてもらったら、ときわの命水から海洋深層水の一部と同じ様な作用が確認されたことがわかったんですよ。
なぜ海のない信州の山中に海の成分を含む水があるのかって思うでしょ?

それは南アルプスの誕生に由来するんですが、南アルプスは、もともと遠い海の底にあった岩石などで形成されていることがわかっています。
また、いまから何億年も前に、海洋プレートの移動で遥か遠い海の底に積もったプランクトンの殻などが運ばれてきて、大陸プレートとの衝突で隆起して南アルプスが誕生したといわれるため、「ときわの命水」が海洋深層水の作用と一部似ているのではないかと考えても不思議ではないですよね。

また、信州大学農学部の調べでは、この水は「活性酸素消去能」や界面活性効果やカルシウムなどのミネラル成分が水道水に比較して高いことがわかったんです。
そもそも活性酸素っていうのはなんだ?という話ですけど、ほかの物質を酸化させる力が非常に強い酸素のことを言うんですけど、活性酸素は、体内の代謝過程でいろんな成分と反応して、細胞膜や遺伝子に障害が起きて病気の原因になると言われているんですよ。




ちなみに商品名はどのようにしてつけたのですか?

わたしの名前「常和」(つねかず)から付けたんですよ。
むかし小学校の先生にね、”常和” いい名前だ「この名前のとおりに生きれば幸せになるぞ」と言われて、いつも頭にあり、読みを変えて「ときわ」とつけたんです、命は分析者から体に良い作用がある水と言われて「命」としました。


数々の賞も受賞。世界的に評価される水

ときわの命水は数々の賞も受賞していると聞きましたが…

2014・15・16年にiTQi(国際味覚審査機構)に出品し、「優秀味覚賞三ツ星」を3年連続受賞しました。そして、Crystal Taste Award(クリスタル味覚賞)を受賞しました。
また、2013・14・15・20年にモンドセレクションに出品して、ビール・ソフトドリンク部門で「最高金賞(金の上)」を受賞しました。
こんなすごい賞をもらえて、本当に嬉しかったですね。

※クリスタル味覚賞とは…iTQi (International Taste & Quality Institute=国際味覚審査機構)で3年間にわたって、3つの異なる審査員グループによって目隠し状態で審査され、審査項目の90%以上の得点を獲得した製品に与えられるもの。

すごいお水ですね。

私もびっくりでしたよ。もともとは昔のように井戸水を飲みたいなと思って掘った水にそんな力があるなんて。
この水で蕎麦を打つととても美味しいと言ってわざわざ汲みにくる方もたくさんいるんです。


そんな素晴らしいときわの命水とプリンはどんな関係性があるのですか?

大芝高原のゼリープリンのゼリーにはときわの命水が使われているんですよ。でも通常のときわの命水ではなく、ときわの命水を濃縮させたものを使用してもらっているんです。
ときわの命水の濃縮水でつくったゼリーは喉越しもよく、つるんとした食感で大変好評だと聞いています。実際にプリンも美味しいしね。見た目も涼しげでいいですよね。


最後にひとことメッセージはありますか?

この水を多くに人飲んでいただけると嬉しいですね。わたしの願いは、この水を飲まれた方がいつまでも健康で元気な毎日を過ごされること。それが何よりの幸せですから。

Ooshibakougen no omotenashi

信州(長野県)の南信に位置する南箕輪村、大芝高原。
この地でこのプリンは誕生しました。プリンを通して様々な人の手や想いが加わったプリンは
まさに南箕輪村の「輪」のプリン。
とろける口当たりと優しい甘さ。一度食べたら忘れられない味。
信州南箕輪村大芝高原のおもてなしとしてお土産に、ちょっとした贅沢おやつに。
あなたのそばに南箕輪村大芝高原のおもてなしをお届けします。